京都・大山崎町の大山崎町町役場や大山崎小学校周辺で11月5日、「第3回・天王山ゆひまつり」が行われる。主催は天王山にぎわい実行委員会。
「天王山ゆひまつり」は、30年以上続いた「おおやまざき産業まつり」が生まれ変わって、2015年からスタート。行政と商工会が主催してきたが、同委員会が民間運営の公募に応じ、名称や祭りの運営方法も変更した。
実行委員長の吉川理香さんは「『ゆひ』の名の由来は、結ぶことや田植えなどを手伝い合うことを意味する『結ひ』。大山崎はこれまで、さまざまな団体がバラバラにイベントや祭りを開催して、これまで横のつながりが少なかった。今回は各種イベントの主催団体にも積極的に声を掛けている。この祭りをきっかけに、地域のつながりがより一層深まってくれるとうれしい」と話す。
「大山崎では市民活動のサポートセンターが整備されていないなどの地域課題もある。その地域課題へのきっかけの場にもしたい」とも。
当日は「飲食店」「ワークショップ」「物販」などの約50店舗が出店。つぼ市製茶本舗が運営するキッチンカーに茶室を載せた「動く京町屋シリーズ・さかい壺壺庵」も出店する。ステージでは「おおやまざき音頭」のスペシャルゲストとして、よしもと芸人の「タナからイケダ」が出演する。
吉川さんは「今年は大山崎町制50周年の特別な年。50歳の誕生日を祝うさまざまなイベントやマーケット、ステージ発表など用意しているので、ぜひぜひ足を運んでいただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。