京都市伏見区向島地区で10月1日、京都府立京都すばる高校の生徒が企画した「陸と空 二面の向島ヘリツアー」が行われる。主催は京フーズ(遊食邸種智院大学食堂)。地元農家の中嶋農園や京都文教大学などが協力している。
同校の企画科3年生の課題研究「地域産業研究」では、地域活性化で連携する京都文教大学・総合社会学部の杉本星子教授や地元農家の中嶋農園の提案で、4月から歴史好きの若者をターゲットとした「まち歩きマップ」を作成し、そのマップと向島のヘリポートを活用したツアーを企画してきた。
これまで、地元の会合にも参加、ツアーコースを実際に歩いたりして、準備を重ねてきた。
当日は、京都文教大学の小林大祐教授とすばる高校の生徒が案内する、「向島まち歩きツアー」で、太閤堤を散策。その後、日本最古の大学として知られる種智院大学で、種智院創設者の空海にちなんだ精進弁当を食べ、ヘリポートへ移動して約5分の空中遊覧を楽しむ。
京都すばる高校小川建治教諭は「生徒は学校外で地域のいろいろな方と接していくことで、さまざまな経験を積んで成長してきた。高校生が地域・企業・大学を巻き込んで行うプロジェクトは、真の地域貢献につながるのか、ぜひ実際に参加してご覧いただけたら」と話す。
ツアー料金は12000円。申し込みは9月24日まで受け付ける。申し込みと問い合わせはワックスジャパン(TEL 075-212-9993)まで。