全国有数の良質な竹や、タケノコの産地として知られている京都・向日市で4月12日、「竹林浴とロマンを満喫~竹の径と古墳群を巡る~」と題したハイキングが行われた。
向日市は長岡京跡など歴史的な遺産も多く、歴史ファンが観光で訪れる土地でもある。好天に恵まれた当日、熱心な歴史ファン23人がJR向日町駅に集まり、物集女車塚古墳-竹の径-京都市洛西竹林公園-寺戸大塚古墳-桓武天皇皇后陵-五塚原古墳-元稲荷古墳-向日神社-向日市文化資料館と巡った後、出発場所に戻る約7.5キロの道のりを歩いた。
地元だけでなく兵庫県や和歌山県からの参加者もあり、最高齢は78歳。参加者は各名所で写真を撮ったり、ボランティアガイドの説明に耳を傾けたりしていた。移動中にボランティアガイドに質問をしたり、メモを取ったりする熱心な参加者も。
参加者の一人は「地元でいつでも行けると思って今まで行ってなかった。地元なのに知らないことも多くて、今回たくさんの発見があって面白かった。いい運動にもなったし、また参加したい」と満喫した様子だった。