京都市伏見区役所で8月9日、区内の小学生ドッジボールクラブ「板橋(いたはし)ファイヤーズ」が、8月13日に埼玉県内で開催される「第27回夏の全日本ドッジボール選手権全国大会」への出場報告会を行った。
京都市立板橋小学校を拠点として活動する同クラブ。1998年の結成以来、1度の全国優勝を含め全国大会に過去8回出場している、京都の名門ドッジボールクラブとして知られている。
ドッジボールについて、同クラブの田中敏史コーチは「学校で遊ぶドッジボールとはルールもイメージも全然違う。12人の出場選手が5分間、投げて、走って、低い姿勢でキャッチする『球技の格闘技』に近いイメージ。ここで活動した子どもたちは、中学生になって野球やバスケット、ラグビーなどの球技でも活躍する子が多い」と説明する。
今大会は5年前に全国優勝したチームを、小学1年生の時に観戦した選手たちが同学年(現6年生)の仲間を数多く勧誘。キャプテンの池谷光志くんを中心にしたチームワークで、2年ぶり9回目の出場を勝ち取った。
当日の報告会には選手24人と保護者10人が出席。副キャプテンの田中翔太くんから全国大会の出場報告が行われた。馬屋原(まやはら)宏伏見区長が「伏見区役所から一番近い板橋のチームが出場できて本当にうれしい。全国大会では練習の成果を発揮して、良い成績を上げてください。監督やコーチ、保護者の皆さんへの感謝の気持ちを胸に、存分に戦ってください」と激励の言葉を贈った。
大会は8月13日に全国の予選を勝ち抜いた48チームが出場して、埼玉県さいたま市記念総合体育館で行われ、当日に優勝チームが決まる。