京都市伏見区の藤森神社(京都市伏見区深草鳥居崎町)の「紫陽花(あじさい)まつり」が6月3日、始まった。
藤森神社は今から約1800年前、神功皇后によって創建された皇室ともゆかりの深い古社。菖蒲(しょうぶ)の節句発祥の神社としても知られ、現代では勝運と馬の神様としても有名。
同神社のアジサイは、境内2カ所の「紫陽花苑(あじさいえん)」に約40種類・3500株が植えられており、京都の初夏の風物詩として親しまれている。
6月15日には「紫陽花祭」が開かれ、アジサイの献花、献茶、みこによる神楽・豊栄の舞(かぐら・とよさかのまい)の奉納などの神事が行われる。
同神社のアジサイは現在の状況は三分咲きで、中旬から下旬ごろが見頃。
「紫陽花苑」の公開は6月10日~7月上旬。開苑時間は9時~17時。入苑料は一般300円ほか(第1・第2紫陽花苑共通券)。