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京都・向日で「体験型の手づくり市」 ステンドグラス・アクセの教室も

ステンドグラスのワークショップで教える小野田良子さん

ステンドグラスのワークショップで教える小野田良子さん

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 京都府向日市の「向日市商店街」で6月1日、手作り商品の販売イベント「アストロ手作り市」が行われた。主催は任意団体・向日市まちづくり研究会。

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 商店街の活性化を目指して偶数月の1日に行われている「アストロ手づくり市」は、「多彩な手作り商品と出合える場」「作り手と語り合いながら商品を選べる場」として知られる。

 同研究会の松本美由紀さんは「この手作り市は今年で6年目。江戸時代の旅籠(はたご)跡の富永屋や店舗を利用して、複数の場所で開いているのが特徴。屋外ではないので、『天候に左右されずに出店できるのがうれしい』と好評」と話す。

 この日は雑貨や布製品、アクセサリーなど16店舗が参加して行われた。

 アクセサリーや革製品を作っているという二宮奈央さんは「参加して5年目。ここで出会った皆さんと別の手作り市も開いている。商品を百貨店で販売できるようになったのも、ここがきっかけ。手作りの仲間の輪が広がっていくのが魅力」と笑顔で話す。

 ステンドグラス・アクセサリーの手作り教室を開いた小野田良子さんは「ステンドグラス作りは、家業のアンティークショップで修理をお願いしていた高齢の職人さんに教わったのがきっかけ。その後、職人さんが亡くなってしまい、自分で修理を担当するなどして本格的に作るようになった。教室はショップでも開いている。ネックレスなどを作れるワークショップが人気」という。

 松本さんは「今後もアットホームなイベントとして継続的に開催していきたい。市民の方が楽しめる企画をどんどん考えていくので、足を運んでいただければ」と呼び掛ける。

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