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京都・伏見の市民活動イベント「ふしざく」 地元FM局でラジオ番組スタート

番組内でPRする「ふしざく」コーディネイターの亀村さん、山本さん、丹羽さん

番組内でPRする「ふしざく」コーディネイターの亀村さん、山本さん、丹羽さん

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 伏見の市民活動イベント「ふしざく」が4月18日、伏見のコミュニティーFM局「FM845」(伏見区京町大黒町)でラジオ番組「ふしざくアラカルト」の初回放送を行った。

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 「ふしざく」は、伏見を題材に語り合い、出会った仲間と伏見の町でやりたいことを実現する市民参加型イベント。市民が完全に主体となってチームを作り、活動の形を作っていくスタイルが特徴で、本年度で6年目になる。

 この日はコーディネーターの亀村佳都(かず)さん、丹羽妙(たえ)さん、山本彩代(さよ)さんの3人が出演。ふしざくの魅力や参加する楽しさなどについて話した。

 亀村さんは「ふしざくのラジオ番組は、昨年度まで京都市内の別のFM局で放送していたが、『地域に根ざした広報活動を活発化したい』という考えもあり。伏見のリスナーが多い、地元伏見の放送局で放送することになった」と話す。

 山本さんは番組内で「過去5年間で、酒蔵でジャズを演奏する『蔵ジャズ』や『子ども歌舞伎』など31のチームが活動を行ってきた。『自分が提案する』『他の人の手伝いをする』など、参加の仕方はさまざま。学校の部活のような、仲間との一体感を味わえるのが魅力」と説明。

 30分の番組放送内で、3人が交互に4月22日からスタートする本年度の活動スケジュールや参加方法などについても説明した。

 丹羽さんは「これまでの番組でも、チームのメンバーが自らマイクの前で活動内容を発表する場があった。公共放送で活動をアウトプットすることで『モチベーションが上がる』『チーム内の役割を交通整理する』など、チームビルディングに役立っている」とラジオ番組の使い方と効果について解説する。

 同局のパーソナリティーで今回の番組のプロデュースを手掛ける葛山知佳子さんは「今回から『ふしざく』の番組をお届けできるのは大変楽しみ。当局は毎日FAXを送る熱心な伏見のリスナーが多いのが特徴。『ふしざく』とリスナーをつないで、地域を活性化するお役に立てたらうれしい」と話す。

 亀村さんは「本年度も番組を活用した広報活動をサポートしていく予定。『ふしざく』という場で新しい取り組みにどんどんチャレンジしていただけたら」と呼び掛ける。

 「ふしざく」は原則的に最終土曜(4月、8月、12月、3月は第3土曜)に伏見区役所で開催予定。番組は毎月第3火曜の14時ころから30分間放送する。

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