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京都・向日で音楽と笑いテーマに勉強会 元チェッカーズ大土井裕二さんら講師

講師の大土井裕二さん(右)とこうのきよしさん(写真提供:佐藤康男さん)

講師の大土井裕二さん(右)とこうのきよしさん(写真提供:佐藤康男さん)

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 京都・向日市のライブハウス「Second Rooms」(京都府向日市寺戸町西田中瀬)で4月16日、音楽と笑いをテーマにした勉強会イベント「京都で大人のための勉強会」が行われた。

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 講師は、元チェッカーズの大土井裕二さんと放送構成作家のこうのきよしさん。主催はマトリクスと伏見経済新聞。

 「自分力をアップする」をテーマに、独自の切り口で教える講師を招いて行う、勉強会形式の同イベントは、今回が初開催になる。

 この日は1時間目がこうのさんの「笑いを取り入れコミュニケーション能力が上がる」、2時間目は大土井さんの「作詞と作曲の楽しさ」の2部構成で行われた。

 こうのさんはNHKの「いないいないばあっ!」などを手掛ける放送作家として活躍する一方で、「笑い」をテーマにした授業を小学校で行っている。

 この日の授業では、序盤で笑いの種類や特徴を説明し、中盤以降は「コミュニケーションでは『観察力』『瞬発力』『発想力』『表現力』の4つの力が大切。観察力はTPOや空気を読むことが重要。瞬発力は即答する力。大切なのは人に振ったりしないこと」と解説。瞬発力を上げるためのゲームなどを受講者と一緒に行うなどして、場を盛り上げた。

 大土井さんは元チェッカーズのメンバーでベースを担当、黄金期に「ILoveyou,Sayonara」「Love'91」などのヒット曲を作曲した。この日は「曲作りは『先に詩を書いて後から曲をつける方法』と『先に曲を書いて後から詩をつける方法』の2通りある。普段もギターを弾きながら先に曲を作っている。チェッカーズは曲を書ける4人が毎回、原曲をテープに入れて持ち寄って一番いい曲が選ばれた」とチェッカーズ時代の裏話を披露。

 授業では「作詞する場合は文字数をそろえることが大切」などの基礎をレクチャーしながら、事前に受講者から募集した歌詞に曲をつけた歌を披露するなど、満席となった70人の受講者を盛り上げた。

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