京阪電車は2月25日、京阪線のダイヤ変更を行う。京阪グループ中期経営計画「創生果敢」（2015年度～2017年度）における主軸戦略である「沿線再耕」および「観光創造」の一環として実施するもの。

快速特急「洛楽」は京阪3000系で運行する

　新しいダイヤでは、土曜・休日ダイヤに運転している快速特急「洛楽（らくらく）」を、平日ダイヤにも導入することで、大阪・京都間の移動をこれまで以上に便利にすることを目的としている。

　平日ダイヤ、土曜・休日ダイヤとも快速特急「洛楽」運転時間帯に淀屋橋発出町柳行き急行を運転し、「八幡（やわた）市（石清水八幡宮）」「伏見稲荷（伏見稲荷大社）」「清水（きよみず）五条（清水寺）」などに停車することで、京都観光の利便性が向上する。

　また、座席指定の特急車両「プレミアムカー」導入に向けた特急車両（8000系車両）の改造工事に伴い、同日より、全ての8000系車両を7両編成で運転する。これに伴い女性専用車両の乗車位置が変更となる駅がある。

　下り（出町柳発）で女性専用車の乗車位置が7両編成、8両編成で異なる駅は「出町柳」「三条」「祇園四条」「七条」「丹波橋」「中書島」「樟葉」「枚方市」「京橋」「北浜」。上り（淀屋橋発）では「北浜」「枚方市」「丹波橋」「七条」「祇園四条」「三条」。

　新ダイヤの詳しい情報は、ホームページなどで案内している。