JRA(日本中央競馬会)では、今年も各競馬場で語り継がれるようなライバル物語や名シーンが誕生。記憶に残るイベントなども行われた。伏見経済新聞では伏見区にある京都競馬場(京都市伏見区葭島渡場島町)にまつわる、今年の「10大ニュース」を「伏見と京都競馬場愛は誰にも負けない!」と豪語する編集長の独断で選出した。
キタサンブラック天皇賞・春制覇 北島三郎さん「まつり」を熱唱(画像提供JRA)
1位:さらばイナリワン、さらばメジロライアン
1989年の年度代表馬のイナリワンが2月7日に北海道占冠村のけい養先で老衰の死亡した。イナリワンは同年、京都競馬場で開催された天皇賞・春を武豊騎乗で制したのを始め宝塚記念、有馬記念を勝利するなどG1レース3勝をあげた。
同じく1991年に京都競馬場で開催された宝塚記念を制したメジロライアンも3月17日に死亡した。
2位:キタサンブラック天皇賞・春制覇 北島三郎さん「まつり」を熱唱
5月1日に開催された天皇賞・春でキタサンブラックが優勝。同馬のオーナーで歌手の北島三郎さんが公約どおり、代表曲「まつり」を「今日は豊さんとまつりだよ」とした替え歌で熱唱した。
3位:「真田丸」真田昌幸役の草刈正雄さんが京都競馬場でトークショー
天皇賞・春が行われた5月1日、NHKの大河ドラマ「真田丸」で主人公真田信繁の父親、真田昌幸役を演じた草刈正雄さんがゲストで登場し、ウィナーズサークルでトークショーが行われた。「ではおのおの‥ぬかりなく」など、名ゼリフで大人気となった"真田昌幸"の登場とあって、大勢の観客が詰めかけ大声援を浴びていた。
「伏経が選ぶ京都競馬場10大ニュース」の4位以下は次の通り。
4位:有村架純さんが秋華賞プレゼンターで登場
5位:サトノダイヤモンドが菊花賞快勝
6位:女性専用スポット「京都 UMAJO SPOT」大好評
7位:武豊騎手10年ぶり7度目の天皇賞・春制覇
8位:ブライアンズタイム産駒がJRA史上3頭目の1700勝(4月23日京都競馬第12競走)
9位:岩田康誠(栗東)がJRA史上30人目(現役騎手18人目)、地方競馬出身騎手初となる通算1万回騎乗を達成
10位関西ラーメンダービー2016大盛況(10月8日~10日、15日~16日)