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伏見・深草でハロウィーン衣装の製作イベント 龍谷大学と商店街が連携

ハロウィーンの衣装を作る子どもと保護者たち

ハロウィーンの衣装を作る子どもと保護者たち

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 京都・伏見の深草小学校で(京都市伏見区深草西伊達町)10月22日、ハロウィーンの衣装の製作イベントが行われた。主催は龍谷大学政策学部・井上ゼミの「商店ai班」。

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 龍谷大学は、大学がある伏見区深草地域内で行政や地域との連携をテーマにした活動を推進しており、井上ゼミでは商店街の活性化を目指す「商店ai班」と地域連携を研究する「地域連携班(通称=ちきれん班)」が活動している。

 井上ゼミでは、これまでに深草商店街の店主たちと同商店街の活性化を目的とした意見交換会を年に数回開催している。その中で出た「地域住民の人と交流をテーマにしたイベントを」という声を受け、商店ai班の学生を中心に「親子でハロウィーン衣装を作り商店街の店舗を訪問」「商店主と交流をすることで商店街のリピーターを増やす」ために今回のイベント企画を立案・運営している。同イベントは今年で2回目になる。

 この日は、深草小学校の1年生28人とその保護者、龍谷大学井上ゼミの学生23人が参加。6つの班に分かれて、ハロウィーンのイメージカラーのオレンジ色の画用紙やビニール袋を使って「帽子」「マント」「かぼちゃ」「おばけ」などの衣装や装飾を作った。10月29日に今回作った衣装を着て子どもと保護者が深草商店街を訪問して商店主と触れ合う。装飾は各店舗に飾るなどしてハロウィーン気分を盛り上げる。

 井上ゼミ商店ai班の班長で同大学政策学部3年生の石川誠さんは「各商店の店主がお菓子をあげるたりクイズを出したりなどして交流をすることになっている。ここまでは昨年と同じだが、今年はお店の紹介をすることを加えた。昨年は商店主と子どもや保護者が交流できた部分までは良かったが、商店街のリピーターを増やすという部分では貢献できなかった。商店街の皆さんからもその点の指摘を受け、今年は改善した。各店舗の特徴や個性を子どもや保護者にPRすることで、リピーターにつながるきっかけをつくりたい」と企画の狙いを説明する。
 「4月から企画をスタートして『学生内の情報共有』『スケジュール管理』などの多くの課題が出たが、商店街や小学校、保護者などの皆さんのサポートのおかげで、イベントを形にすることができた。29日の訪問イベントも成功させて、関わった皆さんに喜んでもらえたら」と話す。

 10月29日は10時30分に同小学校を出発して、深草商店街の各店舗を回る。

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