京都の大山崎町天王山夢ほたる公園(大山崎町字円明寺小字一丁田)で9月4日、「乙訓DREAMフェスタ」が開催された。主催は乙訓青年会議所。
同イベントは「乙訓地域の市民主導型社会を実現する」「愛郷心を育んでいくこと」などを目的に開かれている。乙訓関連のPRブースが多数出店し「向日市」「長岡京市」「大山崎町」の2市1町の取り組みを全国に向けて発信している。
目を引いたのは地元アーティストによる「演劇」「ダンス」「楽器演奏」。これらの演目に多くの時間を割いた構成で、出演した子供たちも観客を前にして演じる貴重な時間となった。イベントのラストを盛り上げたフラッシュボブの演出にも、手拍子と大歓声が沸き起こっていた。
また同イベントでは、乙訓消防本部が「防災まなぶランド」を実施し、「消火器体験」「消防車乗車体験」などを行い家族連れや子どもの長い行列ができていた。
フィナーレでは「ヘリから空撮!みんなで創ろうグランドアート」を実施。心配された天候や風も良好で、グランドアートが天王山をバックに浮かび上がった。
同団体まちづくり委員会副委員長の疋田(ひきた)泰種さんは「『感動のクライマックスが待っている』を合言葉に取り組んだ。初めてのチャレンジも多かったが、大勢の方に来ていただけて良かった。今後も愛郷心を育んでいくイベントを引き続き開催していきたい」と話す。
同イベントの公式入場者数は2000名と発表されている。