暮らす・働く

京都・伏見で灯籠流し 色とりどりの明かりが水面に

色とりどりの灯籠

色とりどりの灯籠

  • 0

  •  

 京都・伏見の宇治川派流で8月6日、伏見万灯流しが開催された。主催は「伏見万灯流し実行委員会」「洛南保勝会」「NPO法人伏見観光協会」「伏見桃山がんばる7商店街」「F7(伏見桃山・中書島地域七商店街ワーキングチーム)」。

[広告]

 鳥羽伏見の戦いの犠牲者の慰霊とお盆の先祖供養・家内安全祈念のため、2004年に始まった同イベントは今年で13回目。

 18時30分から来賓のあいさつや法要が行われた後、寺田屋浜から宇治川派流に「家内安全」「先祖供養」などの文字が書かれた色とりどりの灯籠が流された。

 日没とともに暗さが増すと、灯籠の明かりが水面に映え幻想的な光景になり、岸辺や橋上の見物客からはため息が漏れた。デジタルカメラやスマートフォンで写真を撮影する人の姿も目立った。

 伏見区内から子どもを連れて来ていた男性は「赤や青、緑、黄色の灯籠が本当にきれいで来て良かった。来年は鳥羽伏見の戦いから150年なので盛り上がりそうで楽しみ。こういう祭りやイベントが、子どもが伏見の歴史を学ぶきっかけになれば」と話した。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース