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6月21日は本能寺の変が起きた日 長岡京市、大河ドラマ化を熱望

誘致パンフレットを手にする中小路長岡京市長

誘致パンフレットを手にする中小路長岡京市長

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 434年前の1582年6月21日(旧暦6月2日)は、明智光秀が織田信長を討った本能寺の変が起こった日だ。本能寺の変により、長岡京市や大山崎町を含む乙訓地域は山崎の合戦などの歴史の舞台となった。

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 現在、長岡京市では、明智光秀やその娘の細川ガラシャ、細川幽斎、忠興親子などをテーマにしたNHK大河ドラマ誘致を推進しており、6月8日にも中小路健吾市長がNHK放送センター(東京都渋谷区)を訪れ大河ドラマ誘致の要望書を提出している。

 歴史の分岐点となった本能寺の変の当日、中小路市長に大河ドラマ誘致の話を聞いた。「福知山城で5月22日に明智光秀サミットを福知山市、亀岡市、長岡京市の市長が集まり実施した。それぞれの大河誘致のプランや明智光秀のイメージを語り合ういい機会で、誘致の機運を徐々に高めている。本能寺の変が起こり日本の歴史が大きく動いたことは事実であり、長岡京市、大山崎町は本能寺の変から山崎の合戦へ続く歴史的舞台であるとの自負もある」と語る。

 明智光秀は、さまざまな部分で評価が分かれる武将。ただの謀反人として語り継がれる部分と、有能な武将として領地の領民にも愛された名君としての部分など大きく評価が分かれる。明智光秀については、「A面、B面の見方により大きく評価が分かれる。ただ歴史を大きく動かした人物の生涯を追い、それに続いた娘のガラシャの生涯、細川家の熊本での繁栄などが作り出せば、との思いがある」と実現への期待を込める。

 関連イベントとして「長岡京ガラシャ祭」が11月13日、長岡京市で行われる。

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