京都市立深草小学校(京都市伏見区深草西伊達町)内の「深草小学校ふれあいサロン」で9月25日、「竹とんぼ教室」が開催された。主催は深草竹とんぼ実行委員会。後援が京都市。「深草商店街」「深草学区各種団体」「NPO法人 京都・深草ふれあい隊 竹と緑」「京都工学院高校」「伏見区深草支所」「国際竹とんぼ協会」が協力している。
伏見区深草地区は古くから和歌に詠まれるなど、竹の産地として有名で、現在でも竹林が多く残る。同地区では以前から竹林保全や「たこ揚げ」「竹馬遊び」など竹を使った遊び方教室が開かれていたこともあり、深草商店街の有志が「竹を使った地域を活性化」を構想、「竹とんぼを同時に飛ばしたギネス世界記録挑戦」を企画した。
「竹とんぼ教室」は「親子で竹とんぼを楽しく作ってギネス記録にも参加してほしい」と同委員会が企画し、今回で4回目となる。当日は小学生の親子連れや学生など約20人が参加し、竹とんぼ作りに挑んだ。小刀や紙ヤスリを使って竹を削り、穴を開けてバランスを取るなどの作業を行い、1時間かけて竹とんぼが完成。同小学校の中庭に移動して自分で作った竹とんぼを飛ばすと、親子から笑顔と歓声が上がった。
現在、ギネス記録挑戦の参加者と監視員スタッフを募集している。同委員会の三林裕明さんは「ギネス記録として認められるには、参加者が同時に飛ばすのがルール。下に落ちたりすると認められないのでなかなか難しい。現在のギネス記録は410人。参加者を450人以上集めて、何とかギネス記録を達成したい」と意気込む。
ギネス世界記録挑戦イベントは11月23日に開催。会場は深草小学校。時間は10時から16時頃まで。ギネス挑戦権は竹とんぼ付きで300円(親子1組500円)。募集人員はギネス挑戦者が450人、監視員スタッフが55人。
詳細は深草竹とんぼ実行委員会のfacebookで見れる。