京都パルスプラザ(京都市伏見区竹田鳥羽殿町5)で9月4日、「伏見ふれあいプラザ2016」が開催された。主催は伏見区役所地域力推進室。
「伏見ふれあいプラザ」は、伏見区内の各地域の交流を深めることを目的に開催されている祭り。20年以上前から行われているが、5年前までは西部地区と南部地区に分かれて開かれていた。区民からも一つにまとめて開くことを求める声が高まり、パルスプラザで開催することになって今年で4回目を迎えた。
会場では伏見区内の約20の各学区の代表が唐揚げやカレー、焼きそばなどの飲食ブースを出展。行列ができるブースもあるなど人気を集めていた。その他、「消防団」「警察」「京都市健康福祉局」「上下水道局」「赤十字奉仕団」「伏見土木事務所」などの行政関連、「龍谷大学」「京都すばる高校」などの教育関連、「京都サンガF.C.」「京都ハンナリーズ」などのスポーツチーム、他にもNPO法人などの各団体、「ふしざく」などの市民活動チームも出展。地元の観光PRや飲食、クイズやゲームなどのブースで市民や親子連れなどの交流に一役買っていた。
特設ステージでは地域住民や生徒が「吹奏楽演奏」「ダンス」「民謡」「舞踊」「フラダンス」などを披露し、観客から拍手が起こっていた。「なやまっち」「ふしみこちゃん」など伏見区内のゆるキャラも集結し、記念写真などで子どもたちの人気を集めていた。
区役所地域力推進室・事業係長の稲田さんは「心配された天候も晴れて、7000人もの方が来場してくれて本当に良かった。絵画などの展示作品も増えてきている。初めての試みとしてエコマーケットを一般募集したが予想以上に応募が多く、急きょブースの数を増やした。区民の祭りとして認知度が高まっているのを感じている。来年以降も継続して盛り上げたい」と話す。