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龍谷大キャップストーンプロジェクト 伏見の水をテーマに地域連携も

伏見区を流れる宇治川派流 伏見区は河川や運河が縦横無尽に流れている

伏見区を流れる宇治川派流 伏見区は河川や運河が縦横無尽に流れている

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 龍谷大学深草キャンパス(京都市伏見区深草塚本町)で7月15日、「龍谷大キャップストーンチーム2017」のプロジェクトミーティングが行われた。

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  「キャップストーンプログラム(Capstone Program、以下CS)」は1990年代に米国で考案された、公共政策・公共行政分野における実践的教育プログラム。同大では同大政策学部の青山公三教授が中心となり、「地域公共政策士資格取得のための総仕上げ」「地域公共人材を育成すること」などを目的とした大学院の修士プログラムを展開している。

 2016年度からは京都中小企業家同友会伏見支部と連携。昨年度は6人の院生メンバーと同友会メンバーが、「伏見の水」をテーマにした21の地域課題の解決プランを発表した。今年度は、「昨年度のプランを発展させる」「地域の横の連携を推進する」「地域循環できる事業化をスタートする」などの目標を掲げ活動していく。

 当日は、青山教授、新たに加わった院生メンバー2人、同友会メンバー7人、外部メンバー2人の11人が参加してミーティングが行われた。

 ミーティングでは「伏見は広域で地域ごとにイベントが行われており、『いつ、どこで、誰が主体になって、どんなイベントが行われている』といったイベント情報を集めるのに苦労する」「イベントや地域情報のポータルサイトを作っては」「伏見の河川や水に関する情報をデータベース化し、学校教育などにフィードバックしては」などの意見交換が行われた。

 今後について、青山教授は「活発な意見が出て有意義なミーティングになったと思う。8月から9月の活動で、今後のアクションプランをまとめて、年内にはある程度形にしていければ」と話す。

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