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淀の新名所・河津桜が満開に 淀のまちがピンクに染まる

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 伏見区淀の河津桜が満開を迎えている。少し早めの花見を楽しもうと、地域の住民や観光客が淀水路沿いの並木道を訪れている。

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 河津桜は1955(昭和30)年に静岡県賀茂郡河津町で発見された桜で、1月下旬から2月にかけて開花する早咲きの桜。ソメイヨシノよりも桃色が濃く、花期が長いのが特徴。河津町では毎年2月から3月にかけて「河津桜まつり」が開催されている。

 淀の河津桜は、京阪電鉄淀駅の高架化をきっかけにした新しい淀のまちづくりの一環で植樹されてきた。2002年、淀水路沿いの緑地公園に2本植樹されたのを機に、地域の住民や学校を巻き込んだまちおこしに発展し、今では淀地域一体で240本を超えるまでに増えた。

 地域では植樹をきっかけに水路の美化運動や水質浄化にも取り組んでおり、小魚なども徐々に戻ってきているという。水路周辺は淀駅から10分ほどと手軽なウオーキングコースとしても人気だ。

 桜は3月中ごろまで楽しめる。

住所
京都市伏見区淀木津町

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