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伏見・深草のカフェで靴磨きワークショップ 龍谷大出身起業家の支援も

革靴をはいた猫の職人

革靴をはいた猫の職人

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 京都市伏見区のカフェ「喫茶うずら」(伏見区深草西浦町)で6月3日、靴磨きショップ「革靴をはいた猫」のワークショップが行われる。

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 コーヒーと手作りカレーが人気の同店。独自にブレンドしたカレーオリジナル粉を使った味わいと、メニューのバリエーションの多さが特徴。店内では定期的に伏見の地域活性化をテーマにしたワークショップを行っており、今回もその一環。

 靴磨きショップ「革靴をはいた猫」(京都市中京区亀屋町)は、代表の魚見航大(うおみこうた)さんが龍谷大生の時に起業した出張型靴磨きショップ。学生団体で障がい者雇用に関わる活動から「革靴をはいた猫」を仲間と一緒に立ち上げた。職人が企業を訪問し、会議の合間や休憩時間に本格的な靴磨きを提供している。

 田中さんは「魚見さんが学生の頃から実践していた『大学生が地域社会と関わる実践から、学び問題を解決するための形を作っていく』という取り組みの延長線上に起業があり、大変共感を覚えていた。今回は近所の龍谷大学出身の社会的企業の活動を、ぜひ地域の方に知らせていきたいと思い企画した」と今回のワークショップの開催について説明する。

 「社名『革靴をはいた猫』には靴磨き職人という役割をもらい受けた若者が、童話『長靴をはいた猫』の猫のように『誇りと責任を持って挑戦し、人々に勇気と情熱を分け与えていけるように』という思いが込められている。『靴磨きは心磨き』を合言葉に、靴磨きを通してちょっとした感動をお届けしている。お家に眠っている靴やご家族の靴など、ぜひお持ち寄りいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~13時。料金は、「靴磨きBasic コース」=1,000円、コーヒーとセット=1,300円(当日のみ)ほか。

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