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伏見・大手筋で落語会 「笑いで伏見を元気に」 地元企業と落語家がコラボ

悋気の独楽を演じる桂文也さん

悋気の独楽を演じる桂文也さん

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 伏見大手筋商店街の大手筋ギャラリー(京都市伏見区平野町)で5月4日、「第1回大手筋落語会」が行われた。主催は長嶋屋、シオン、エムエーオー。

大手筋落語会ののぼり

 エムエーオー社長の高橋真佐夫さんは「以前から、長嶋屋社長の長嶋貴生さんと、お世話になっている地域の顧客に恩返しができるイベントを開催したいと模索してきた。今年2月、大阪天神橋筋の天満天神繁昌亭で行われた公演を観た時、『笑いが人の心を元気にする』ということに触れ、『伏見でも落語で地域を元気にしたい』と思ったのがきっかけ」と経緯を振り返る。

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 一方で上方落語協会では、繁昌亭が天神橋筋商店街の活気作りに寄与してきた経緯から、2018年夏に神戸の新開地・喜楽館(きらくかん)をオープンさせるなど、商店街に寄席(よせ)を作り、笑いで地域を元気にする活動を行っている。

 高橋さんが以前から親交があった桂文也さんとの会話の中で、高橋さんの「伏見を笑いで元気にしたい」という思いと、桂文也さんの「出身地の京都にも、大阪や神戸と同じく常設の寄席を作りたい」という思いが重なり、トントン拍子で今回の落語会が実現した。

 桂文也さんは「京都には三条会商店街など有名な商店街が多いが、伏見の大手筋商店街もその一つ。私自身の夢として、京都にも常設の寄席を作りたいという思いがある。今回の落語会がそのきっかけになるとうれしい。今後、商店街や行政にも協力を呼び掛けてければ」と話す。

 用意した90席が前売りでほぼ完売になるなど、期待の高さを感じさせる形となったこの日の公演。当日は、18時から笑福亭智丸さんの「大安売り」の演目からスタート。続いて桂三風さんの創作落語「降込め」、桂文也さんの「悋気の独楽(かんきのコマ)」が披露され会場は笑い声と歓声に包まれた。

 長嶋さんは「最初から最後まで笑い声が絶えず、来場した皆さんに喜んでいただけてよかった。今後も笑いで伏見を元気にしていきたい。7月27日にも開催するので、ぜひお越しいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は18時~19時。入場チケットは前売り=1,000円、当日=1,500円。問い合わせは長嶋屋(TEL 075-611-0041)、エムエーオー(TEL 0120-03-4816)、フラワーショップKAZ(TEL 0774-22-7551)まで。