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京阪特急の特別車両「プレミアムカー」  伏見の中書島・丹波橋に停車

「出発進行」の掛け声で、京阪特急の特別車両「プレミアムカー」1番列車が出発

「出発進行」の掛け声で、京阪特急の特別車両「プレミアムカー」1番列車が出発

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 京阪電車の座席指定の特別車両「プレミアムカー」の出発式が8月20日、淀屋橋駅で行われた。同車両を連結する特急列車は、伏見区内の中書島駅、丹波橋駅に停車する。

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 プレミアムカーは、特急列車(8000系)の6号車に連結される、京阪初の座席指定列車。専属のアテンダントが乗務して車内サービスを行う。同列車は、座席数を40席に抑え、3列でゆったりと配置。座席幅やシートの前後間隔を広げ、リクライニングシートも採用した。また、携帯電話やパソコンの充電用のコンセントを装備したほか、キャリーバッグやベビーカーなどが収納できるラゲッジスペースも設けた。

 出発式のセレモニーには、京阪電車の中野道夫社長ら同社関係者、来賓者が出席。冒頭に中野社長は「当社は、これまでもテレビカーやダブルデッカー時代を先取りしたサービスを取り入れきた。このプレミアムカーもその流れに沿った車両。自信を持ってお客様に提供できる。これを皮切りに『沿線顧客の満足度の向上』『我が国の観光立国に向けての鉄道需要の拡大』の2つの鉄道のサービスの創造を進めていきたい」と挨拶した。

 続いて、テープカットが行われた後、初めての乗客が車両に乗り込み、6時40分の定刻に「出発進行」の掛け声で、1番列車が出発した。

プレミアムカーの乗車には、乗車券に加えて「プレミアムカー券(400円・500円)」が必要。券は専用サイトか駅で買える。
 販売駅は淀屋橋・北浜・天満橋・京橋・枚方市・樟葉・中書島・丹波橋・七条・祇園四条・三条・出町柳の各駅。

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