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京都・長岡京に関西初の「テント牡蠣小屋」 駅前更地活用で若手起業家らが開業

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京都・長岡京に関西初の「テント牡蠣小屋」 駅前更地活用で若手起業家らが開業

テントの非日常性と豪快なカキ料理が人気

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 京都府長岡市の阪急京都線・長岡天神駅西口に1月10日、「かき小屋 おとくに」がオープンした。

お店の目の前が長岡天神駅のホーム

 関西初のテント&キッチンカー屋台のカキ小屋として、8カ月の期間限定でオープンした同店。「ホテル建設予定地の更地で、東北地方の震災復興支援事業を何かできないか」という長岡京市の企業「リヴ」の呼び掛けに対して、向日市にある若手起業家のシェアハウス「フェスパ京都」のメンバーが提案して事業化にこぎ着けた。

 同店現場責任者の水谷寿平(としひら)さんは「『復興とはしっかりとした収入源を取り戻すことで初めてなされる』という理念の下、『東北のものを仕入れて販売する』『はやっている、話題性がある』『見た目にインパクトがある』『期間限定』『短期間でオープン』『初期投資を抑える』などのコンセプトをシェアハウスメンバーが共有してカキ小屋事業を企画した」と話す。「12月初旬に話を頂いてから10日間で事業プラン・販売計画をまとめた。更地を眠らせたくなかったのでスピード感を重視した」とも。

 オープン後「広告は一切出しておらず駅前でチラシを配った程度」にも関わらず、長岡天神駅のホームからテント屋台が目の前に見えるという抜群の立地を生かし、駅のホームに向かってのぼりを振りながら声掛けするなどのユニークな宣伝も行い、連日行列ができている。

 「当初は32席でスタートしたが、2週間でテントを増設して48席に増やして対応した。ここまで多くの方に支持いただけるとは思っていなかったので正直驚いている」「料理は三陸産のカキやホタテ、北海道産のエビなどを焼いたりフライにしたりして提供している。ブリキの缶に入れたカキをじか火で豪快に焼く『がんがん焼き』が人気。多い日は50缶出る日もある」と水谷さん。

 同僚8人で来ていたグループの男性は「オープン当時、駅のホームで電車を待っていると、駅の外側から大声で『カキ小屋です!いかがでしょうか!』と旗を振りながら呼び掛けられた。ホームの周囲には誰もおらず、僕のためだけに大声で叫んでくれているので気になって、数日後に来てみた。テントの雰囲気やドンドン焼きのパフォーマンスも気に入っている」と話す。

 同じグループの女性は「駅のホームから見えるので社内でも来ている人が多い。女子社員の間でも話題になっている。三陸産のカキを仕入れて復興支援するという理念にも共感を覚える。三陸産のカキは身が大きくておいしい。また利用したい」と笑顔で話す。

 水谷さんは「シェアハウスのメンバーは学生やこれから起業しようとする若者が多く、彼らはスタッフとしても働いている。この店は学びの場であり実践の場。理念の大切さと震災支援のあり方を学んで、今後の起業に生かしてほしい」と話す。

 今後については「リクエストが多い昼間営業も検討中。東北の日本酒の提供や、月替わりの限定メニューも考えている」という。

 営業時間は17時~23時。8月31日まで。

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