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伏見港まつりに2500人伏見で「子ども食堂」企画

京都伏見・中書島の辨天祭 かがり火の中、十石舟特別夜間運航

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京都伏見・中書島の辨天祭 かがり火の中、十石舟特別夜間運航

かがり火の中を進む十石舟(写真提供=浅井政嗣さん)

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 伏見・中書島の宇治川派流の弁天橋・十石舟乗り場などで7月24日、「京都伏見・辨天祭(べんてんまつり)・十石舟かがり火運行」が開催される。主催は辨天祭・舟渡御(ふなとぎょ)復活プロジェクト実行委員会。

 辨天祭は江戸時代、伏見奉行所が中書島の地域住民や水運業の安全を祈願して始めた祭り。当時は三十石舟を宇治川まで出して船の上にかがり火を炊き、中書島周辺では十石舟を神輿舟(みこしぶね)や囃子舟(はやしぶね)に仕立て、無数の屋台舟が芸舞妓(げいまいこ)を乗せて遊覧。岸で見物していた人々も「弁天さん柴(しば)おくれ 柴がいやなら 銭おくれ」と、お囃子のリズムに合わせて合唱して祭りに参加するなど、地域全体の祭りとして大変盛り上がったという。宇治の県祭(あがたまつり)、藤森祭(ふじのもりまつり)と共に、洛南(らくなん)3大奇祭としても有名だった。

 戦後まで続いた祭りだが、中書島周辺の河川改良や水門建設などで、宇治川への舟渡御ができなくなり1951(昭和26)年を最後に中断。後にかがり火を再現するなどしたが、祭りのリーダー役の高齢化などで2003年を最後に途絶えた。

 その後、かつての活気ある祭りを知る地域の有志が中心になって復活プロジェクト委員会を結成し、2014年から祭りを再開。今年で3年目になる。

 同プロジェクトの実行委員長の澤田勝也さんは「私が若いころは地域全体の行事としてにぎわった祭りだった。来年以降はかがり火や十石舟特別夜間運航に加えて、子ども囃子を復活させるなど、この祭りの復活をきっかけに中書島の新しいにぎわいをつくりたい。河川港で繁栄した伏見ならではの伝統ある祭りなので、大勢の人に見に来てほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は18時~20時。十石舟かがり火運行の乗船料は2,000円。定員は30人。問い合わせは伏見観光協会(TEL 075-622-8758)まで。

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