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京都競馬場で「京都金杯」 伏見生まれの年男・武豊騎手が接戦制す

武豊騎手騎乗のエアスピネル(画像提供:JRA)

武豊騎手騎乗のエアスピネル(画像提供:JRA)

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 京都競馬場(京都市伏見区葭島渡場島町)で1月5日、2017年最初中央競馬の重賞レース「スポーツニッポン賞 京都金杯」が行われ、武豊騎手騎乗のエアスピネルが優勝した。

勝利したエアスピネルと武豊騎手ら

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 京都金杯は1963(昭和38)年から行われている同重賞レースでは今年で55回目。当初は「迎春賞」という名称だったが、1966(昭和41)年に「金盃」となり、1970(昭和45)年から「金杯」となり、さらに1996年から現在の「京都金杯」とになった。

 毎年、1月5日に開催され、新年度の中央競馬の開幕を飾るレースとして知られ有名で、「競馬界の元旦」ともいわれる。同日に、千葉県の中山競馬場でも「中山金杯」が行われる。

 この日は平日で5日が初出勤の企業が多いにもかかわらず、多くの観客が京都競馬場を訪れた。JRA広報部によると「入場者数は3万3784人で前年比では96.9%」という。パドック前に設けられた女性専用コーナー「UMAJO SPOT」では正月らしく振袖姿の女性客も見られいるなど、華やかな雰囲気だった。

 勝利した武豊騎手は、伏見区淀の出身で今年の3月で満48歳となる年男。節目の年の初日に金杯を含む2勝2着1回と大活躍だった。

 武豊さんは「久しぶりにこの馬で勝てたので嬉しい。この馬にかけるものは大きいので、良いスタートが切れて良かった。今後も楽しみ」と話す。

 また、レース開始前には騎手や競馬場関係者が鏡開きを行った。今年は日本騎手クラブ会長の武豊さんらが、伏見の酒蔵・月桂冠のたる酒で鏡開きを行い「競馬界の元旦」を祝った。

 年頭のあいさつで武豊さんは「今年もJRA一丸となって、ファンの皆さまに喜んでいただける競馬をつくっていきたい。期待に応えられるよう頑張る」と話した。

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