京都・伏見稲荷大社のすぐ近くにある宇治茶専門店「三代目 高塚伍八本店」(京都市伏見区深草一ノ坪町)のオープンから約半年がたち、店内は外国人観光客らでにぎわっている。
店内にはこだわりの宇治茶各種をそろえるほか、外国でも人気の抹茶を使ったスイーツにも力を入れ、2階では着物のレンタルも行っている。
同店では来店者の8割が外国人観光客で、着物をレンタルして伏見稲荷大社を参拝し、その帰りに抹茶スイーツをはじめとしたメニューを店内で食べ、お土産を購入して帰る人が多いという。
メニューの中では、5月上旬から提供を始めた「宇治抹茶フラッペ」(500円)が日本人、外国人問わず人気。特に外国人客に人気なのが「抹茶セット」(600円)、日本人客に人気なのが「抹茶ぜんざい」(800円)だという。2週間前からは「抹茶わらびもち」(500円)を店頭でテスト販売している。
同店には英語と北京語を話せるスタッフがいるが、ひっきりなしに訪れる外国人観光客により深く宇治茶の魅力を知ってもらおうと、商品POPのところに表示されている言語マークをなぞると英語、北京語、韓国語で商品説明をする専用の翻訳ペンも用意している。
営業時間は10時~18時。定休無し。