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京都・長岡京市で「乙訓サミット」 2市1町の首長が「子育て・災害・高齢化」考える

乙訓サミット開催(左から)、中小路健吾長岡京市長、安田守向日市長、山本圭一大山崎町長

乙訓サミット開催(左から)、中小路健吾長岡京市長、安田守向日市長、山本圭一大山崎町長

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 長岡京市中央生涯学習センターで5月12日、「乙訓(おとくに)まちづくりサミット」が開催された。主催は、乙訓青年会議所。

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 会場には一般参加者200人が集まったほか、安田守向日市長、中小路健吾長岡京市長、山本圭一大山崎町長の乙訓地域2市1町の首長も顔をそろえた。

 「子育て」「超高齢社会」「災害対策」をテーマに、コーディネーターとして京都府立大学講師の杉岡秀紀さんなど、テーマごとにゲストを迎え、各自治体の取り組みなどを1時間30分にわたり紹介した。

 同イベントを企画した「乙訓青年会議所」は、1979年11月11日に創立し、2011年に公益社団法人格を取得。現在約73人の会員が活動を行っている。

 乙訓地域2市1町(長岡京市・向日市・大山崎町)の20~40歳でつくる同会議所には現在、8つの委員会があり、日々活動を行っている。サミットの準備や情報発信は「まちづくり委員会」の9人が担当した。「1人でも多くの市民が自らの住まう乙訓地域に関心を持ち、知っていく事でまちづくりに対しての意識が高まる」とまちづくり委員会会長の岩本伸一さんは語る。乙訓サミットの実現は関心と意識とが原点にある。

 同副委員長の疋田泰種さんは「サミット開催に当たり、多忙な3人の首長のスケジュール調整が大きなポイントだった」と振り返る。「市民の関心が高い3テーマを取り上げたことも特長、また活動を知ってもらうための広報にも力を入れた」と話す。当日地元「KBS京都」、京都新聞、毎日新聞などのメディアが取材をおこなっていた。

 この日は、3人の首長から子育てに関して、「待機児童の問題」、超高齢化社会に関しては、「高齢者の生きがいについて」、災害対策においては、「ゲリラ豪雨などの予測不能な災害問題」など、同じテーマでありながら各自治体独自の考え方が示された。

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