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伏見「おくだばらえん」、鶴見緑地のイベントでバラ2000本をアレンジ

バラのアーチを製作した奥田さん

バラのアーチを製作した奥田さん

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 大阪の鶴見緑地の「咲くやこの花館」で5月12日、伏見の「おくだばらえん」の展示イベントが始まった。

おくだばらえんのバラのアレンジ

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 同園は農薬を使わないバラ園として知られ、バラを食材としてレストランやケーキショップなどにも提供。代表・奥田容彦(やすひこ)さんの「食べられるバラの素晴らしさを多くの方に楽しんでほしい」との思いから、ジャム教室やレストランとのコラボイベントも多数開いている。

 同イベントは、同会場で行われている「大阪ばら祭」のイベントの一つ。5年前から毎年、デザインやテーマを変えて行っている。

 奥田さんによると、「今年のテーマは『バラの7つの香りの物語』。バラには7種類の香りがあるといわれているが、全てをそろえて同時に展示するのはなかなか難しい。今回は香りと花の美しさを楽しんでいただければ」と話す。

 今回の展示イベントには2000本のバラを使用している。会場中央のアーチのほか、ブルー系のバラをそろえたコーナもある。ステージ上には「シラカバの林の中に浮いているバラ」をイメージしたオブジェも設置している。

 奥田さんは「今回のイベントのアレンジ製作を手伝ってくれたのは、提携先の大阪ビジネスカレッジ専門学校の生徒たち。1年生は、バラ園見学やリッツカールトンホテルで行う、日比谷花壇のプロのアレンジメントを見て学び、2年生は毎年、この展示イベントを手伝ってもらう。授業では小さなアレンジメントを個人単位で学ぶが、イベントは大きなアレンジを共同作業で行うので、大きく成長するきっかけになる」と紹介する。

 開館時間は10時~17時。入館料は、一般=500円、中学生以下無料。今月14日まで。

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